快適なウズベキスタン旅行のために

ウズベキスタン
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訪問する季節と、寒暖対策

 快適なウズベキスタン旅行のために。
 まずは訪問する季節ですね。

 これは、春か秋、このどちらかです。他は論外だと思ったほうがいいです。
 理由は簡単で、ウズベキスタンは二重内陸国、つまり盆地の中にあるようなものです。夏は灼熱、冬は極寒。だから、春か秋しかないのです。
 観光にそれなりの時間がかかることも考慮すると、ゴールデンウィークを使って旅するのが一番いい、ということになりますね。

 しかし、注意すべきはそれだけではありません。
 内陸ですから、朝夕の寒暖差も大きいのです。日中は日差しも強くなりがちで、汗ばむほどなのに、早朝なんかは底冷えする、なんてことも普通です。
 幸い、ホテルなどは割としっかりできているので、まともなところに宿泊している限りにおいては、春や秋なら、暑さ寒さに苦しむことはないですが、動き回っている最中が問題です。

 寒いと思って厚着してきた→日が高くなってきたら暑くなってきた→喉が渇いて冷たいものを飲む→下痢

 黄金のコンボが決まってしまいます。
 着脱しやすい衣服を用意したほうがいいでしょう。あと、喉が渇いても、温かいブラックティーを飲みましょう。

国際ローミングサービスは使えない

 それから、通信関連ですが……

 まず、ウズベキスタンでは電話・ネットの利用が厳しいです。
 ネット利用が幅広く普及した韓国なんかだと、ローミングサービスを使っても、一日の利用額が一定に収まるのですが、ウズベキスタンでは、基本的に「従量制」になってしまいます。なので、うっかり現地でネットに接続すると、凄まじい利用料金が後からかかってくることになります。
 スマホの場合、回線を繋げただけで大量の送受信が発生します。なので、基本的には「ずっと切りっ放し」がオススメです。

 では、ネットカフェを使えば、ということですが……
 これも、案外不便です。タシケントにはネットカフェくらいあるはずだと思ったのですが、よくよく考えてみれば、ウズベキスタンは「情報統制国家」です。スカイプも禁止です。それで自由にいくらでもネットで切る環境がホイホイ見つかるはずもなく。
 少なくとも、街歩きしていて、自然に見つかるということはありませんでした。

 ただ、観光客用にWifiが使えるホテルなどは、もちろんあります。ありますが、回線は細いし、通信速度も遅いので、あまり信用できません。
 ペンションの中には、通信用にノートパソコンを置いておいてくれているところもありますが、変な履歴が残るのも怖い感じはありますね。理想を言えば、自前のノートパソコンを持ち込んで、それでやり取りするのがいいのですが……
 或いは、Wifi以外の接続をしない設定にしたタブレットを持ち込むのがいいかもしれません。勝手にローミングサービスとかに接続されると大出血間違いなしなので。

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