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渤海と統一新羅の盛衰

新羅は半島統一後、およそ二百五十年間に渡って続きます。ですが、その繁栄は最初の百年ほどで終わり、9世紀を通じてずっと混乱が続きました。続く飢饉と盗賊の跋扈、繰り返される反乱。10世紀に入る頃には、完全に内乱状態になってしまっていました。
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新羅の三国統一

新羅は三国の中で最も後発で、弱小国でした。仏教の導入も百五十年も遅れ、高句麗や百済の風下に立ちながら、ようやく六世紀に入ってから、躍進します。しかしその後は両国の包囲網に悩まされ、一時は孤立状態に陥りました。そこから唐の力を借りて、三国を統一します。
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百済の歴史とその謎

百済の歴史は、三国の中でもっとも謎に包まれています。しかもその歴史は、倭国とも切り離せません。まるで運命共同体でもあるかのように、倭国軍は白村江の戦いで壊滅しました。こうまで深い関わりがあった百済という国は、いったいどんな存在だったのでしょうか。
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高句麗の歴史

紀元前後から勃興してきた高句麗は、朝鮮半島北部を中心に少しずつ拡大していきました。強盛となった5世紀には契丹人、女真人相手にも覇を唱え、百済を屈服させ、国威は大いに振るいました。しかし内紛から衰退を招き、新羅と唐の同盟に挟まれて7世紀後半に滅亡します。
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謎だらけの三韓時代

朝鮮半島南部は、小国の集合体でした。大きくは三韓に分かれていましたが、その由来はさまざまで、インド出身者までいたらしいということがわかっているくらいです。済州人のように、そもそもの由来が不明な集団もあるのです。この中から、やがて新羅と百済が勃興してきます。
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朝鮮半島北部の歴史の始まり

朝鮮半島の歴史の初期については、北部と南部に分けて考えたほうがよさそうです。北側にはモンゴル系、ツングース系、中国系など、さまざまな集団が波のように繰り返し移住してきましたが、その多くは歴史の闇に消えてしまいました。高句麗の人々がどんな言語を話していたかも、いまだに明らかになっていないのです。
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韓国旅行のオカズと調味料……寺院とマウル

韓国旅行は、ピンポイントで名所をまわるだけの旅ではありません。街のムードが現代的すぎてつまらない……そういう方にオススメしたいのが、寺院とマウルです。どちらも韓国らしいムードがいっぱいなので、異文化らしさを噛み締めたい方にぴったりです。
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韓国のマイナー地域観光

韓国のマイナーな観光地を集めてみました。江原道の山岳地帯は韓ドラでもよく登山のシーンで登場します。百済の遺跡群は近くに温泉もあり、ソウルから二時間かからない距離にあるので、見に行ってもいいかもしれません。全羅道は……ディープな方ならといったところでしょうか。
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済州島観光のまとめ

済州島は韓国の沖縄です。ビーチにトレッキング、韓国本土とは微妙に異なる文化など、見所満載の観光地です。西帰浦の海、三陽の黒砂ビーチ、城山日出峰の前に広がる菜の花畑、万丈窟の火山性洞窟、韓国最高峰の漢拏山。数日間かけて、じっくり楽しみたいものです。
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慶州観光のまとめ

慶州は、韓国の京都といわれる場所です。古代から中世に至るまで、長い間、都がおかれました。そのため、古い遺跡や寺院が残されています。朝鮮半島の三国時代に思いを馳せながら、歴史地域を見てまわるのも、なかなか楽しいものです。
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